マイケル・ジャクソン不法死亡訴訟 陪審員決定

2009年に麻酔薬プロポフォールの過剰摂取で急死したマイケル・ジャクソンさんの母親キャサリン・ジャクソンさんが、マイケルさんのコンサートをプロモートしたAEG社を相手取って400億ドル(約4兆円)の巨額倍賞金を請求した裁判が29日、ロサンゼルスの裁判所で始まった。

マイケル・ジャクソンさんの母親キャサリン・ジャクソンがコンサート・プロモーターAEG Liveを相手に起こした不法死亡訴訟。

キャサリンは、ロンドンでの「This Is It」のコンサート期間中、マイケルさんの体調管理のためにコンラッド・マーレイ元医師を雇ったのはAEG Liveの過失だったと主張。

AEGはマーレイ元医師を雇用したことを否定しており、マイケルさんが亡くなったのは彼の処方箋中毒が原因だと主張。

マーレイ元医師は過失致死で有罪となり4年間の実刑判決を受け服役中だが、マイケルさんは自分が部屋を留守にしたときに自ら薬を投与して亡くなったとして現地22日に上訴している。。

選ばれた陪審員は女性が6名、男性が6名。3人の補欠要員はまだ選ばれていないとのこと。。

裁判ではキャサリンのほか、マイケルさんの長男プリンス・マイケルと長女パリス、歌手のプリンス、ダイアナ・ロス、元妻のリサ・マリー・プレスリー、デビー・ロウなどが証言台に立つと言われており、マーレイ元医師も出廷する可能性が高い。。