高橋メアリージュン 演じた役柄がすべて悪役の個性派 難病と闘いながら撮影

2014年、一気に映画界でその存在感を高めたのが高橋メアリージュンだ。日本人の父親とスペイン系フィリピン人の母親を持ついわゆるハーフで、“メアリー”や“メア”の愛称がある。女性ファッション雑誌『CanCam』における専属モデル活動や、各種テレビコマーシャルへの出演などから知られてきた。

― 女優としての活躍が目覚ましいですね!ところで、高橋さんはなぜモデル業の傍ら、女優にもチャレンジしてみようと思ったのでしょうか?

高橋:朝ドラ「純と愛」のオーディションを受けるように勧められたことがきっかけでした。でも、オーディションの会場に向かいながら「受けたくない」と思っていたんです。「どうせ落ちる」と思っていましたし、「女優顔ではない」と言われてきて、自分でもそう思っていました。「自分、朝の顔かぁ?」って感じでしたね(笑)。結局は落ちてしまったんですけど、選考が進んでいって、いいところまでいったんです。それだけでも奇跡だと思いました。そして後日、NHKに呼んでいただいたんです。あまり状況がわからないまま、プロデューサーさんや脚本家さんの方とお話をしたんです。そのときに、着けていたネックレスがよくズレてしまうので、それを直したときに、「やっぱりそのネックレス、さっきからズレていたんだね!君、おもしろいね!」と脚本家の方がどういうわけか気に入ってくださって(笑)。ありがたいことに出演させていただきました。。


高橋 メアリージュン
プロフィ...